株式会社 創宇舎

Works.業務実績

史跡慧日寺跡
開祖徳一による平安時代初期(西暦800年頃)の寺院跡
福島県磐梯町~平成22(2010)年4月オープン

conceptコンセプト

史跡慧日寺跡の整備は、本寺地区を中心に、戒壇地区・観音寺地区の二地区を含めた全体像にも配慮し、以下のコンセプトに基づいて進めています。

史跡慧日寺跡全体像の把握を目的とした整備

磐梯山麓に展開し、会津仏教文化の中心であった山岳寺院の往時の姿を分かりやすく再現するとともに、特色ある活用を図るため、慧日寺の中枢伽藍が存在した本寺地区より、復元を中心とした整備を実施しました。

磐梯山に象徴される自然と慧日寺跡の一体的な活用

磐梯山に代表される自然や景観のつながりを顕在化するために、町全域を視野に入れ、自然と歴史遺産を一体化した広域ルートを計画しています。

慧日寺跡の歴史的特色や徳一の業績に関する情報提供

慧日寺跡から導き出される歴史的意義は徳一の存在、寺院の変遷とその時代的背景、山岳信仰に基づく日本的信仰観など、多種多様です。
これらの歴史的蓄積は情報センターとして慧日寺資料館が総合的な情報提供を行うとともに、史跡の復元建物等も含めた全体的な連携を図ることを目的としています。

Download

[史跡名称]
史跡 慧日寺跡
[史跡内容]
開祖徳一による平安時代初期の寺院跡
[指定面積]
148,493m2
[発 注 者]
磐梯町
[所 在 地]
福島県耶麻郡磐梯町大字磐梯字本寺八幡 地内
[整備内容]
金堂復元建物:
7×4間、木造、栩葺屋根
中門復元建物:
八脚門、木造、栩葺屋根
遺構露出展示:
講堂跡、食堂跡、仏堂跡 他
石敷前庭:
自然石平張り
小ガイダンス:
木造平屋、銅一文字葺屋根
野外地形模型:
ステンレス製(約2×3m)
その他:
便所、管理用施設 他

PAGE TOP